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昆虫食とは?美味しいの? 将来の食糧危機に向けた次世代の食文化

いまヨーロッパでは、昆虫食がじわりと広がりを

みせているのをご存知でしょうか?

 

来たるべき食糧危機に備え、

特に欧米で研究開発が盛んになっています。

 

日本でも、昔ながらのはちのこやイナゴの佃煮などが

昆虫食として残っていますよね。

 

昆虫食なんてキモチワルくて…と避けていた方も多いと思います(実は私も)。

でもちょっと勇気を出して、昆虫食のアレコレを調べてみました。

 

昆虫食で実は驚くべきことがたくさんあるんです!

 

 

昆虫食って何?どんなものがあるの?

 

 

昔から昆虫は、タンパク質の補給に欠かせない食品として知られています。

特に、交通網の発達していなかった時代、

山間部などでは川魚と並んで貴重なタンパク源となっていました。

 

また栄養的には、タンパク源としてだけではなく、

ビタミンやミネラルも豊富であり、

低カロリーなこともわかっています。

ゆえに、貧しい人たちの食料としても重要でした。

 

時代が下がって、食料の確保・保管が容易になると、

昆虫食は下火になり、現在では一地方の風習・珍味として残っています。

 

ところで、ひと言で昆虫食と言っても、

世界各地でさまざまな昆虫が食されています。

 

日本では大正・昭和初期までは50種以上の

食用の昆虫が食べられていましたが、

第2次大戦後急速に減少しました。

 

わたしたちの少し前のおじいちゃん、おばあちゃん世代は、

まだ昆虫を食べていたのが普通だったかもしれません。

 

その中でも有名なのは、長野県や岐阜県周辺で食されている、はちのこ。

クロスズメバチの幼虫を調理したものを指します。

甘露煮や佃煮、炊き込みご飯や生食(!)などもあるようです。

 

また、イナゴの佃煮もあります。

長野県や群馬県などを中心に、

関東圏で販売されていることが多いようです。

ちなみに、イナゴはエビの風味によく似ているそうですよ。

 

世界に目を向けると、アジアでは中国やタイなどで昆虫食が見られます。

中国では薬として、あるいは滋養のモノとして

伝統的に昆虫を食しています。

タイでも、貴重なタンパク源としてだけではなく、

スナック感覚で店頭で売られています。

 

中南米では先住民などが昆虫食文化を守っています。

現在でもバッタのスナックが路上で売られていたり、

イモムシを蒸留酒に入れたり、

タコスの具として炒めたりするなど、

生活に溶け込んでいるのがわかります。

 

アフリカでも、部族によって違いはありますが、

シロアリやイモムシなどが広い範囲で食べられているようです。

 

一方、ヨーロッパでも古代ギリシャの時代から

昆虫を食べていたと記録にあります。

現在は一部の地方の風習として残っているだけになってしまいました。

 

しかしここ近年、欧米を中心に昆虫食が注目を浴び、

市場が急速に拡大しています。なぜでしょう。

 

 

食料危機に向けた新たな取り組みとしてスタート

 

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2013年、国連の食糧農業機関(FAO)が、

世界的な食糧危機の解決策として、

昆虫の食用を推奨する報告書を提出しました。

 

世界的な人口増加や都市化にともない、

動物性タンパク源の需要が増えています。

2030年には世界人口が100億人を超えると予想されていて、

動物性タンパク源の需要と供給が逆転するとの研究結果もあります。

 

しかし、それを補う家畜の増産や土地の確保などは、

森林伐採や二酸化炭素の排出量の増大などの環境破壊・汚染を、

拡大させることにもつながりかねないとして、

比較的環境への影響も小さい昆虫を食料にすることが提案されました。

 

そしてFAOのこの提言を受け、

世界各地で昆虫食の研究開発が進められることになったのです。

 

ヨーロッパ各国では法律を改正し、

食用昆虫の生産と販売を許可しました。

 

スイスでは、ミルワーム(ゴミムシダマシの幼虫)を

材料に使ったハンバーガーとミートボールを販売したり、

フィンランドではコオロギの粉末を練りこんだパンを販売したりしています。

 

さらに、2018年にはEU全体で、食用昆虫の取引が自由化されました。

またアメリカでも、コオロギを原料とする

プロテインバーが健康食品として

注目を集めているとニュースにもなりました。

 

このように先進国を中心として、

食糧問題の解決に向けた昆虫食への期待が

高まってきているのです。

 

そして、2020年5月には日本でも、

無印商品がコオロギの粉末を練り込んだ

「コオロギせんべい」を発表・販売することになりました。

 

コオロギせんべいに関しての記事は、

こちらをご覧ください。無印良品がなぜ昆虫食を

開発したのか?!深い理由があったことがわかります。

 

あの無印良品からコオロギせんべい発売?! 今、話題沸騰のお菓子を紹介します!

 

これからは日本でも、昆虫食に関する話題を、

目にするようになるかもしれませんね。

 

 

まとめ

 

昆虫食というと、いわゆる罰ゲームのネタとして用いられるように、

現代の多くの人にはなじみが薄く、

奇食(ゲテモノ食い)という印象がまだあると思います。

 

虫が苦手な人からすると、

見るのもダメなのに食べるなんて!

と感じることでしょう。

 

しかし、粉末にして他の食材に混ぜ込むなど、

食べやすい工夫もされた商品も数多くあります。

 

また、昆虫食は伝統文化の側面もあります。

 

食糧問題を昔ながらの伝統文化が解決する、

というのは大げさかもしれませんが、

少なくともその土台に息づいていることは、

もっと知っていてもいいのでは、と思います。

 

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